失敗から学ぶ [白井一幸さんの少年野球教室] | 白井一幸さんのコラム

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白井一幸さんのコラム

2020.06.01

失敗から学ぶ [白井一幸さんの少年野球教室]

「しっかり捕れ」
「しっかり投げろ」
「気合を入れろ」

少年野球でミスをした選手に浴びせられる
怒声罵声です。
私も何度も目にする光景です。

指導者の役割はなんでしょうか?
できない事を指摘して、
ミスを責めることでしょうか?
そうではありませんね。

捕れない人を捕れるようにする。
投げれない人を投げれるようにする。
これが指導者の役割ですね。

そして誰にでもミスはあります。
そのミスをした時に一番ショックを受け、
反省しているのは当事者です。
みなさんも過去にミスをした時に、
叱責、怒声罵声を浴びせられて
プラスになったでしょうか?

落ち込み、萎縮をして、またミスを重ねる。
そして、「俺だってミスをしたくてミスをしているのではない」
「何で俺の気持ちをわかってくれないんだ」と心の中で叫んで、
人間関係が壊れてしまいます。

この悪循環をいつまで繰り返すのでしょうか?
ミスから学び、次の成功に結びつけていくには、
どうしたら良いのでしょうか?

まずは選手のミスを指導者が共有する。
選手のミスは、指導をしている指導者の責任です。
選手のミスを受け入れる、
そして励ますことがスタートです。

「野球にはミスはつきもの」
「ミスした後ほど元気を出していこう」
「次は必ずできる!」

このように、声をかけていけば、
成功のチャンスは増え、
人間関係も良くなりますね。
何より選手達が伸び伸び、
楽しんでプレーするようになります。

ミスが次のミスを生むのか、
ミスを次の成功に結びつけていくのか、
すべては指導者にかかっています。

選手の成長、
成功を導くのが指導者の関わり、役割ですね!

 

 
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