元プロ野球選手、プロ野球コーチの白井一幸さんから野球に携わる人や選手たちへメッセージです。

野球少年がやる気に満ち溢れ、 自ら行動を起こし、 目指すべきゴールに到達できるようにサポートする

白井一幸さんの少年野球教室


子供達の無限の可能性を引き出し、開花させることは指導者の役割です。
年齢やレベルに応じて最も効果的な練習方法で、必要な強度や量のバランスをとりながら、
何より怪我をしないこと、そして野球への興味を膨らませることが大切です。


将来どうなりたいのか?どのような選手になりたいのか?
なりたいと思った時点で、そうなれる可能性が窮めて高くなる。
逆を言えばなりたい自分にしかなれないのですから、
子供たちが夢や目標を明確に、具体的にしていくことが、
指導者として一番最初の重要な役目ですね。

体も心も鍛えるには、猛練習は必要ですが、
それ以上に効果的に効率よく練習することのほうがもっと重要です。

指導者の役割とは選手の可能性を引き出し膨らませること、
指導者の成功とは選手が成功すること、選手にとって有効な指導こそが指導です。
自分のやりたい指導、独りよがりな指導、根拠のない指導は指導とはいえませんね。

指導者らしい指導より、選手にとってプラスになることこそが指導が求められます。
子供達の夢の実現、可能性を最大限伸ばしていくような指導者が増えることを望んでいます。

子供達の無限の可能性に係われる事は、とても魅力的ですし、責任重大ですね。

少年野球の外的コントロールを削減し、それに代わる指導の提案をしていきます。





 


-経 歴-
 

・1961年 香川県さぬき市生まれ。香川県立志度商業高等学校(現志度高校)、駒澤大学を卒業後、1983年ドラフト1位で日本ハムF's入団。
・1991年 自身最高の打率。.311でリーグ3位、最高出塁率とカムバック賞を受賞。
・1997年 日本ハムF'sの球団職員となり、ニューヨーク・ヤンキースへコーチ留学。この頃、トレイ・ヒルマンと知り合う。
・2000年 2軍総合コーチ、2001年二軍監督を経て、2003年からヘッドコーチ就任。在任中はリーグ優勝2回、日本一1回。
・2007年 シーズン終了とともに退団。
・2008年 カンザスシティーロイヤルズの特別コーチ兼スカウトアドバイザー
・2009年 野球解説、コーチングをテーマにした講演・セミナーで活動。
・2010年 野球解説、コーチングをテーマにした講演・セミナーで活動。
・2011年 横浜ベイスターズの二軍監督として現場復帰。
・2012年 横浜DeNAベイスターズの一軍内野守備走塁コーチとして、中畑新監督のもと優勝目指して活動。
・2013年 次のステップに進むべく充電期間として、内外の野球及びスポーツ全般を体感・勉強し現場復帰の準備。
・2014年 古巣日本ハムファイターズで、内野守備走塁コーチ兼作戦担当として現場復帰。レギュラーシーズン3位、CS決定戦ではSBHに惜敗でシーズン終了。
・2015年 球界一の若手集団で旋風を巻き起こし、悲願のリーグ優勝を目指し、結果リーグ2位。手応えを感じ来季へ。
・2016年 宣言通り日本一達成。ファンへの感謝を一層実感。
・2017年 連覇を狙える権利を掛けてシーズン突入も5位という結果。指導者として更に学ぶために球団を退団。
・2018年 アマチュア資格を取り、アマ野球の指導も活動開始。テレビ番組レギュラー、テレビ・ラジオの解説、講演会等幅広く活動中。日経トップリーダーコラム「育つ言葉」コラム連載開始

 

Blogブログ

目的と目標! [白井一幸さんの少年野球教室]

2021.09.14

目的と目標! [白井一幸さんの少年野球教室]

私がメンタルコーチを務めていました カーリングチーム北海道銀行フォルティウスは、 日本代表決戦に2勝3敗でした。 残念ながら目標としていた 日本代表にはなれませんでしたが、 目的は達成できました。 カーリング精神 カーリングは技術と伝統のゲームです。技を尽くして決められたショットは見る喜びです。また、ゲームの神髄に通じるカーリングの古くからの伝統を見守るのはすばらしいことです。カーラーは勝つためにプレーしますが、決して相手を見くだしたりしません。真のカーラーは相手の気を散らしたり、相手がベストを尽くそうとするのを決して妨げたりしません。不当に勝つのであればむしろ負けを選びます。   カーラーは、ゲームの規則を破ったり、その伝統を決して軽視したりしません。不注意にもこれが行われていると気がついた場合、その違反を真っ先に申し出ます。   カーリングの主な目的が、プレーヤーの技術の粋を競うことである一方、ゲームの精神は立派なスポーツマンシップ、思いやりの気持ち、そして尊敬すべき行為を求めています。   この精神は、アイスに乗っているいないに関わらず、ゲームの規則の解釈や適用に生かされるだけでなく、全ての参加者の振舞いにも生かされるべきものです。 このカーリング精神こそが目的です。 北海道銀行フォルティウスの選手たちは、 相手を尊重し、 最後まで最善を尽くし、 毅然とした態度で、 凛としてプレーしました。 敗戦後も、 相手を称え、 リンクに挨拶をして、 チームメイトを労っていました。 まさにカーリング精神を実践しました。 目標は達成できたりできなかったりします。 しかし目的は、 意識次第で毎回達成できます。 意識したら達成できる目的に焦点を合わせて、 やるべきことをやり続けていけば、 いずれ目標は達成できますし、 継続的に達成できるようになります。 何より人として成長できます。 目的に焦点を合わせると 目標達成できる可能性が高くなります。 手段を選ばす勝つくらいなら、 むしろ負けを選ぶ! 素晴らしい在り方ですね。 これを野球指導に置き換えてみましょう。 指導の目的は相手の成長です。 指導の目標は勝利です。 目的である 相手の成長に焦点を合わせて指導していけば、 成長の結果として勝利することができます。 目標の勝利に焦点を合わせて指導していけば、 指示命令、 怒ったり、脅したり、強制したりします。 目先の勝利に焦点を合わせると、 手段を選ばなくなってしまいます。 これでは例え勝利しても、 長い成長にはつながりません。 どうやったら選手がやる気に満ち溢れるのか? どんな練習だと選手が興味を持つのか? どのようなコミニケーションをとれば 選手が考え行動するのか? やる気に満ち溢れて、 自ら考え自ら行動すれば、 自ずと成長します。 指導者が 目標【勝ち】に焦点=外発的動機付け 指示命令、怒る、脅す、強制すると やらされる、受動的練習になります。 一方で指導者が 目的【成長】に焦点=内発的動機付け  どうなりたいのか? どんな結果を作り出したいのか? そのために何ができるのか? とのような取り組みができるのか? どれくらいの練習時間が必要なのか? 自ら考え、自ら答えを出し、 自発的な能動的練習になります。 目的達成型指導か目標達成型指導か! この違いは大きいです。  

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成長を促す! [白井一幸さんの少年野球教室]

2021.07.08

成長を促す! [白井一幸さんの少年野球教室]

試合や練習風景を見ていると、 子供達が監督やコーチ、 親の目を気にしながら プレーしていることが気になります。 失敗をしたら怒られる! 失敗をしたら試合に出れない! 失敗をしたらたくさん練習をやらされる! これらが子供達の意識です。 こんな状況を作り出しているのは、 指導者の失敗に対する叱責やペナルティです。 先日、 はいはいをはじめたばかりの 赤ちゃんを見かけました。 はいはいしながら、 いろんなことに興味を持ち、 見たり、触ったりを繰り返していました。 そんな時、 親は注意を払いながら嬉しそうな表情で、 ニコニコしながら見守っていました。 赤ちゃんは、 なんの不安や恐れも持っていません。 誰の目を気にすることなく、 何事にも興味を持ちながら 楽しそうに行動する姿は、 本来のあるべき姿ではと 改めて感じました。 少年野球の指導者や親御さんが、 すべてのことを受け入れて、 子供達の成長を支援し、 見守り続ける姿勢があれば、 誰の目を気にすることなくプレーできるでしょう。 いつもニコニコしながら、 細心の注意を払いながら見守る姿勢が、 まさに成長を促す関わりですね! 怒りを手放し励まし、 眉間の皺を手放し目元優しく、 険しい表情を手放し穏やかな表情で、 すべてのことを肯定的捉えて、 前向きな言葉をかけ続けながら 目の前の人に接すれば、 目の前の人も自分も成長できますね。 何より目の前の人とも自分自身とも 良い関係が築けます。 良い人間関係が、 成長を促進させるのですから、 人間関係を良好に保つ事に 焦点を合わせて行動したいですね! 成長はより良い人間から生まれます。  

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価値を高める! [白井一幸さんの少年野球教室]

2021.03.06

価値を高める! [白井一幸さんの少年野球教室]

私達は、 行動を起こすことで成果、結果を生み出します。 行動力はとても重要です。 そして行動力を生み出す原動力は、 価値があるかどうかです。 私達は、 価値のあることにエネルギーを注ぎます。 そして価値とは自分で決めれるのです。 勉強することで生まれる価値は? 練習することで生まれる価値は? 良い点数を取ることで生まれる価値は? 上達することで生まれる価値は? 頑張ることで生まれる価値は? 〇〇をやることで生まれる価値? 人は問いかけられると、 答えを探します。 上記のような問いかけは、 あたりまえすぎて、 問いかけたりはしませんね。 勉強する、 練習する、 良い点数を取る、 上達する、 頑張るなどはあたりまえ! やらなければならないと決めつけて、 やらせようとしてしまいます。 しかし、 すべてに価値はあり、 その価値の素晴らしさを実感することが、 エネルギーになります。 やらされてやるのか? やらなければならないからやるのか? やりたくて仕方ないからやるのか? 大きな違いがありますね。 価値に気がつくかどうかだけの違いですね。 この気づきをきっかけを作るのが、 価値に対する問いかけですね。 人それぞれに価値観は違いますが、 どのような価値観を持つのかはとても重要です。 達成感、貢献などは、 プラスの価値観ですね。 素晴らしい価値を見出し創り出す。 価値は大きなエネルギーを生み出し、 行動力につながります。 私達親や指導者の役割は、 価値に気がつく、 価値を高める、 価値を創り出す支援、 関わりですね。 先日カーリング日本選手権で、 私の指導する北海道銀行フォルティウスが 優勝しました。 選手には、 優勝することで得られる価値、 練習に取り組む価値、 チームメイトを信じる価値などを 問いかけることが中心でした? そして選手が、 自ら価値を見出し創り出し、 大きなエネルギーを生み出し、 優勝することができました。  

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メンタルタフネス! [白井一幸さんの少年野球教室]

2021.01.21

メンタルタフネス! [白井一幸さんの少年野球教室]

私達が日常生活、 社会生活を営む時に、 嬉しい、 楽しい、 幸福感などプラスの感情だけでなく、 悲しみ、 怒り、 不安や恐れなど、 様々なマイナスの感情も湧き上がります。 初めての経験だけでなく、 何度も同じような経験をしていても、 湧き上がってくるのが感情です。 そして、 この感情コントロールは、 簡単ではありませんね。 なぜなのでしょうか? それは湧き上がる感情、 特にマイナス感情は良くないものと捉えて、 抑え込もうとするからです。 感情は、 誰でも自然に湧き上がってくるものなのです。 抑え込むことは困難、 コントロールできません。 モグラ叩きゲームを、 延々と続けるようなものです(笑)。 ではどうすれば良いのか? それは叩くこと、 抑え込むことを手放せば良いだけです。 プラスもマイナスも、 全ての感情を 湧き上がるままに一旦受け入れてみてください。 否定するのではなく、 こんな気持ち、 こんな感情なのだと、 あるがままに受容するだけです。 まず第一段階は、 感情の受容です! コントロールできないことを、 コントロールしようとするので、 ストレスがかかります。 コントロールできないことは、 コントロールしない。 感情の受容、 これだけでも随分と楽になります。 不安なんだ! 心配なんだ! 悔しいんだ! 腹が立っているんだ! イライラしているんだ! と出てくるままに受け入れ、 他にはないの? なんて自分に問いかけながら すべて出し切ってしまうのです(笑)。 もう全部出た? この問いかけができるだけで、 思考回路が働き出します。 そして第二段階は、 思考と行動をコントロールするのです。 どのような結果を作り出したいのか? どのような信頼関係、 人間関係を築きたいのか? そのためにどのような行動が必要なのか? 思考と行動の焦点をゴールに合わせるのです。 そしてゴールに向けて効果的に、 思考と行動をすることですね。 大切にするべきことは、 湧き上がる感情なのか? それとも目指すゴールに向かうことなのか? どちらを選択するのかを決めるだけです。 感情はコントロールできませんが、 思考と行動はコントロールできます。 感情の受容、 思考と行動のコントロール、 これがいつでも、 どこでもできるようになれば、 メンタルタフネス! となれる訳です。 しかし、 いつでもどこでもできるようになるには、 繰り返し繰り返しトレーニングが必要です。 筋力トレーニングも、 筋力がつくまでは大変ですが、 やめてしまえば、 また筋力は落ちてしまいます。 メンタルトレーニングも同じです。 ついたとしても、 まだまだ続ける! 筋力以上に何歳になっても、 トレーニングを続けるだけ強くなるのが メンタルですね。 大谷翔平選手は、 メンタルタフネスプレーヤーです。 思考と行動が一致して、 いつでも効果的選択のできる選手です。 子供を指導する時に、 子供の成長に焦点を合わせて、 感情を受容し、 思考と行動をコントロールできるように、 まずは自らのメンタルタフネスが必要ですね!

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トレーニング! [白井一幸さんの少年野球教室]

2020.11.25

トレーニング! [白井一幸さんの少年野球教室]

これから気温も下がり、 冬がやってきます。 野球選手の冬場のトレーニングと言えば、 体力トレーニングをイメージします。 私の現在時代の頃は、 長距離走などの走り込みや、 筋力トレーニングが中心でした。 私がもう一度同時に戻れるとすれば、 体力トレーニングより、 技術向上に時間を割きます。 野球は圧倒的に技術スポーツです。 技術無くして競技力向上はありません。 子供達であれば、 ボールを使ったスピードトレーニングや、 ボールを使ったコーディネーショントレーニングを 私は勧めます。 スピードやコーディネーショントレーニングは、 充分に体力向上に繋がります。 何よりボールを使ってトレーニングすることで、 ボール扱いも向上します。 現在のプロ野球界も、 シーズンオフのトレーニング方法は、 私の現役時代とは考えられないくらい 大きく進化しています。 私も指導者として、 大切にしているのは自分の経験ではなく、 今何が最も効果的なのかと言う事です。 最大限効率的に、 最大限効果的な取り組みとは何か? 常に学ぶことが大切です。 指導者は、 子供達の成長、成功を支援する 役割と責任を背負っています。 指導者は、 その言葉は、 その理論は、 その取り組みは、 その関わりは、 相手の成長、成功を支援しているかどうかに 焦点を合わせることが重要ですね!  

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コミュニケーション! [白井一幸さんの少年野球教室]

2020.10.04

コミュニケーション! [白井一幸さんの少年野球教室]

コミュニケーションは、 質より量が大切だと思います。 確かに質は大切ですが、 まずは量が増えることが先です。 なぜなら私達が、 一緒にいたい! もっと話を聞いて欲しい! もっと話を聞きたい! この人といると楽しい! この人といると安心する! と思う人とコミュニケーションを取るからです。 この時点で人間関係、 信頼関係が構築できています。 何を言うかより誰が言うか! ですね。 これは子供達にとっても、 大人にとっても同じです。 人間関係、信頼関係を築くには、 何が大切でしょうか? 相手を、 相手の言葉を、 相手の行動を受け入れる、 受容が大切です。 一切のジャッジを手放して、 一旦すべてを受け入れる。 先ずは安心、安全空間、 安心、安全関係を築くことです。 そして、 相手の成長や成功を支援する関わり方。 それは相手の話をよく聞き、 相手の考えを深める問いかけをし、 相手が自ら答えを出す関わり。 これが質の高いコミュニケーションとなります。 やり方の前に在り方が、 コミュニケーションの量に表れます。 たくさんのコミュニケーションが取れる関係性を 築いていきたいですね!

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INFOインフォメーション

名称 白井一幸さんの少年野球教室
(シライカズユキサンノショウネンヤキュウキョウシツ)
住所 北海道札幌市
公式URL https://www.kazu-shirai.com/
白井 一幸 (シライカズユキ)
白井 一幸 (シライカズユキ)

香川県大川郡志度町出身の元プロ野球選手、プロ野球コーチ、野球解説者。