メンタルタフネス! [白井一幸さんの少年野球教室] | 白井一幸さんのコラム

野球少年がやる気に満ち溢れ、 自ら行動を起こし、 目指すべきゴールに到達できるようにサポートする

白井一幸さんのコラム

2021.01.21

メンタルタフネス! [白井一幸さんの少年野球教室]

私達が日常生活、
社会生活を営む時に、
嬉しい、
楽しい、
幸福感などプラスの感情だけでなく、
悲しみ、
怒り、
不安や恐れなど、
様々なマイナスの感情も湧き上がります。

初めての経験だけでなく、
何度も同じような経験をしていても、
湧き上がってくるのが感情です。
そして、
この感情コントロールは、
簡単ではありませんね。
なぜなのでしょうか?

それは湧き上がる感情、
特にマイナス感情は良くないものと捉えて、
抑え込もうとするからです。
感情は、
誰でも自然に湧き上がってくるものなのです。
抑え込むことは困難、
コントロールできません。
モグラ叩きゲームを、
延々と続けるようなものです(笑)。

ではどうすれば良いのか?
それは叩くこと、
抑え込むことを手放せば良いだけです。
プラスもマイナスも、
全ての感情を
湧き上がるままに一旦受け入れてみてください。
否定するのではなく、
こんな気持ち、
こんな感情なのだと、
あるがままに受容するだけです。

まず第一段階は、
感情の受容です!

コントロールできないことを、
コントロールしようとするので、
ストレスがかかります。
コントロールできないことは、
コントロールしない。
感情の受容、
これだけでも随分と楽になります。

不安なんだ!
心配なんだ!
悔しいんだ!
腹が立っているんだ!
イライラしているんだ!
と出てくるままに受け入れ、
他にはないの?
なんて自分に問いかけながら
すべて出し切ってしまうのです(笑)。
もう全部出た?
この問いかけができるだけで、
思考回路が働き出します。

そして第二段階は、
思考と行動をコントロールするのです。
どのような結果を作り出したいのか?
どのような信頼関係、
人間関係を築きたいのか?
そのためにどのような行動が必要なのか?
思考と行動の焦点をゴールに合わせるのです。
そしてゴールに向けて効果的に、
思考と行動をすることですね。
大切にするべきことは、
湧き上がる感情なのか?
それとも目指すゴールに向かうことなのか?
どちらを選択するのかを決めるだけです。

感情はコントロールできませんが、
思考と行動はコントロールできます。

感情の受容、
思考と行動のコントロール、
これがいつでも、
どこでもできるようになれば、
メンタルタフネス!
となれる訳です。

しかし、
いつでもどこでもできるようになるには、
繰り返し繰り返しトレーニングが必要です。
筋力トレーニングも、
筋力がつくまでは大変ですが、
やめてしまえば、
また筋力は落ちてしまいます。
メンタルトレーニングも同じです。
ついたとしても、
まだまだ続ける!
筋力以上に何歳になっても、
トレーニングを続けるだけ強くなるのが
メンタルですね。

大谷翔平選手は、
メンタルタフネスプレーヤーです。
思考と行動が一致して、
いつでも効果的選択のできる選手です。

子供を指導する時に、
子供の成長に焦点を合わせて、
感情を受容し、
思考と行動をコントロールできるように、
まずは自らのメンタルタフネスが必要ですね!

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