2021.09.14
目的と目標! [白井一幸さんの少年野球教室]
私がメンタルコーチを務めていました
カーリングチーム北海道銀行フォルティウスは、
日本代表決戦に2勝3敗でした。
残念ながら目標としていた
日本代表にはなれませんでしたが、
目的は達成できました。
カーリング精神
カーリングは技術と伝統のゲームです。技を尽くして決められたショットは見る喜びです。また、ゲームの神髄に通じるカーリングの古くからの伝統を見守るのはすばらしいことです。カーラーは勝つためにプレーしますが、決して相手を見くだしたりしません。真のカーラーは相手の気を散らしたり、相手がベストを尽くそうとするのを決して妨げたりしません。不当に勝つのであればむしろ負けを選びます。
カーラーは、ゲームの規則を破ったり、その伝統を決して軽視したりしません。不注意にもこれが行われていると気がついた場合、その違反を真っ先に申し出ます。
カーリングの主な目的が、プレーヤーの技術の粋を競うことである一方、ゲームの精神は立派なスポーツマンシップ、思いやりの気持ち、そして尊敬すべき行為を求めています。
この精神は、アイスに乗っているいないに関わらず、ゲームの規則の解釈や適用に生かされるだけでなく、全ての参加者の振舞いにも生かされるべきものです。
このカーリング精神こそが目的です。
北海道銀行フォルティウスの選手たちは、
相手を尊重し、
最後まで最善を尽くし、
毅然とした態度で、
凛としてプレーしました。
敗戦後も、
相手を称え、
リンクに挨拶をして、
チームメイトを労っていました。
まさにカーリング精神を実践しました。
目標は達成できたりできなかったりします。
しかし目的は、
意識次第で毎回達成できます。
意識したら達成できる目的に焦点を合わせて、
やるべきことをやり続けていけば、
いずれ目標は達成できますし、
継続的に達成できるようになります。
何より人として成長できます。
目的に焦点を合わせると
目標達成できる可能性が高くなります。
手段を選ばす勝つくらいなら、
むしろ負けを選ぶ!
素晴らしい在り方ですね。
これを野球指導に置き換えてみましょう。
指導の目的は相手の成長です。
指導の目標は勝利です。
目的である
相手の成長に焦点を合わせて指導していけば、
成長の結果として勝利することができます。
目標の勝利に焦点を合わせて指導していけば、
指示命令、
怒ったり、脅したり、強制したりします。
目先の勝利に焦点を合わせると、
手段を選ばなくなってしまいます。
これでは例え勝利しても、
長い成長にはつながりません。
どうやったら選手がやる気に満ち溢れるのか?
どんな練習だと選手が興味を持つのか?
どのようなコミニケーションをとれば
選手が考え行動するのか?
やる気に満ち溢れて、
自ら考え自ら行動すれば、
自ずと成長します。
指導者が
目標【勝ち】に焦点=外発的動機付け
指示命令、怒る、脅す、強制すると
やらされる、受動的練習になります。
一方で指導者が
目的【成長】に焦点=内発的動機付け
どうなりたいのか?
どんな結果を作り出したいのか?
そのために何ができるのか?
とのような取り組みができるのか?
どれくらいの練習時間が必要なのか?
自ら考え、自ら答えを出し、
自発的な能動的練習になります。
目的達成型指導か目標達成型指導か!
この違いは大きいです。
カーリングチーム北海道銀行フォルティウスは、
日本代表決戦に2勝3敗でした。
残念ながら目標としていた
日本代表にはなれませんでしたが、
目的は達成できました。
カーリング精神
カーリングは技術と伝統のゲームです。技を尽くして決められたショットは見る喜びです。また、ゲームの神髄に通じるカーリングの古くからの伝統を見守るのはすばらしいことです。カーラーは勝つためにプレーしますが、決して相手を見くだしたりしません。真のカーラーは相手の気を散らしたり、相手がベストを尽くそうとするのを決して妨げたりしません。不当に勝つのであればむしろ負けを選びます。
カーラーは、ゲームの規則を破ったり、その伝統を決して軽視したりしません。不注意にもこれが行われていると気がついた場合、その違反を真っ先に申し出ます。
カーリングの主な目的が、プレーヤーの技術の粋を競うことである一方、ゲームの精神は立派なスポーツマンシップ、思いやりの気持ち、そして尊敬すべき行為を求めています。
この精神は、アイスに乗っているいないに関わらず、ゲームの規則の解釈や適用に生かされるだけでなく、全ての参加者の振舞いにも生かされるべきものです。
このカーリング精神こそが目的です。
北海道銀行フォルティウスの選手たちは、
相手を尊重し、
最後まで最善を尽くし、
毅然とした態度で、
凛としてプレーしました。
敗戦後も、
相手を称え、
リンクに挨拶をして、
チームメイトを労っていました。
まさにカーリング精神を実践しました。
目標は達成できたりできなかったりします。
しかし目的は、
意識次第で毎回達成できます。
意識したら達成できる目的に焦点を合わせて、
やるべきことをやり続けていけば、
いずれ目標は達成できますし、
継続的に達成できるようになります。
何より人として成長できます。
目的に焦点を合わせると
目標達成できる可能性が高くなります。
手段を選ばす勝つくらいなら、
むしろ負けを選ぶ!
素晴らしい在り方ですね。
これを野球指導に置き換えてみましょう。
指導の目的は相手の成長です。
指導の目標は勝利です。
目的である
相手の成長に焦点を合わせて指導していけば、
成長の結果として勝利することができます。
目標の勝利に焦点を合わせて指導していけば、
指示命令、
怒ったり、脅したり、強制したりします。
目先の勝利に焦点を合わせると、
手段を選ばなくなってしまいます。
これでは例え勝利しても、
長い成長にはつながりません。
どうやったら選手がやる気に満ち溢れるのか?
どんな練習だと選手が興味を持つのか?
どのようなコミニケーションをとれば
選手が考え行動するのか?
やる気に満ち溢れて、
自ら考え自ら行動すれば、
自ずと成長します。
指導者が
目標【勝ち】に焦点=外発的動機付け
指示命令、怒る、脅す、強制すると
やらされる、受動的練習になります。
一方で指導者が
目的【成長】に焦点=内発的動機付け
どうなりたいのか?
どんな結果を作り出したいのか?
そのために何ができるのか?
とのような取り組みができるのか?
どれくらいの練習時間が必要なのか?
自ら考え、自ら答えを出し、
自発的な能動的練習になります。
目的達成型指導か目標達成型指導か!
この違いは大きいです。
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