声がけ! [白井一幸さんの少年野球教室] | 白井一幸さんのコラム

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白井一幸さんのコラム

2020.09.07

声がけ! [白井一幸さんの少年野球教室]

みなさんは、
どのような言葉を使って声がけをしていますか?

「今日の投手の高めのストレートは、
速くて伸びるから、絶対に手を出すなよ」
「高めのボールには注意していけよ」
「わかったな!」
よく野球のコーチが口にする言葉です。

何の疑いもなく、
やってはいけないこと、
注意することを伝えています。
伝えられた選手は、
やってはいけないことや
注意することに意識がいきます。
心の中で
「高めに手を出すな」
「高めに注意」
と高め高めへと意識がいきます。
どんどん高めを意識するあまり、
結果的に高めのボールに手を出してしまいます。
そしてコーチの出番です。
「打席に立つ前になんて言った?」
「今何に手を出した?」
「なんで言う通りにやらない?」
言ったにもかかわらず
やらない選手の責任にできるのです。

やってはいけないことや注意事項は、
相手の責任にできるので、
私は指導者の保険と呼んでいます(笑)。

「低めを狙っていこう!」
「低めが得意だから必ず打てる!」
「君に任せたよ!」
やるべきこと、
意識するべきことを伝えることが、
集中力を高め成功の確率をも高めますね。

会社でも、
家庭でも、
スポーツチームでも、
やってはいけないことや注意事項が
飛び交っています。
そして自ら無意識に保険をかけています。

やるべきこと、
意識するべきことを伝えることは、
相手の成功を後押しします。

何気なく無意識で使うのか?
意識して効果的に使うのか?

いつも前向きな、
相手の背中をそっと押す、
寄り添い、
支援する言葉は、
声がけはとても大切ですね。

やってはいけないことではなく、
やるべきことを伝えることですね!
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