デトックス食品もアンチエイジングのかなめ [薬学博士からのアドバイス] | 薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

「脳科学的栄養学」をベースによりよく生きるための健康づくりに貢献します

薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

2021.05.27

デトックス食品もアンチエイジングのかなめ [薬学博士からのアドバイス]



科学的栄養学No.157

◇デトックス食品もアンチエイジングのかなめ

 

体内の有害物質を排出してくれるデトックス食品も、抗酸化食品と並びアンチエイジングの要になります。

 

その、代表的な成分はニンニク生姜、長ネギ、ミョウガなどに多く含まれている硫化アリルです。

 

ビタミンB1の吸収を助け、血液をサラサラにする効果をもっています。
 

併せて体内の有害物質を排出してくれる作用も持っています。

 

なかでもニンニクは畑の抗生物質ともよばれる通り、強い抗菌作用を持っていることで知られています。

 

さらにデトックス効果を高めるには、利尿作用や発汗作用のある食品を積極的に摂ることもお勧めです。

 

なかでも、生姜は利尿作用、発汗作用、排便作用をも持っているので、最強のデトックス食品といえるかもしれません。

 

また、日常的に体内に蓄積されてる有害な重金属類、例えば水銀や鉛、カドミウムなどを体内で捕獲して体外に排出する成分としてクエン酸があります。

 

クエン酸は化学構造から重金属類を挟み込みこんで捕獲する「キレート効果」を有しています。
 

キレートとはギリシャ語の「蟹のはさみ」に由来します。

 

クエン酸はグレープフルーツなどから摂れます。

 

キレート効果を有するものとしては、ほかにも玉ねぎブロッコリーの成分であるケルセチンや、硫化アリルネギやニンニクから摂ることができます。

 

こうしたデトックス食品を積極的に摂ることで、体に不足する栄養分を補うと同時に、体内溜まった有害ミネラルや、余分な水分、脂肪、など体内の老廃物はできる限り早く体外に排出していきましょう。

 

こうした、デトックス食品をいろいろ組み合わせて、日常的に積極的に摂るように工夫することでアンチエイジング効果が期待できます。

※本ニュースはRSSにより自動配信されています。
本文が上手く表示されなかったり途中で切れてしまう場合はリンク元を参照してください。

COMMENTコメント

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してぐるっとママ大阪は一切の責任を負いません