トラブルが起きるには理由がある [喜多英博弁護士のコラム] | 法律事務所being 喜多英博弁護士

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2020.07.20

トラブルが起きるには理由がある [喜多英博弁護士のコラム]

人を大切にしたいあなたを応援する弁護士の喜多です。


私は、1999年に弁護士になってから、
様々なケースで、いわゆる
「戦う弁護士」をしてきました。

被害者の会と一緒に集団訴訟をして、
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌を巻き込んで世論を味方に付け、
最高裁まで戦い、
新しい法律の制定にまでこぎ着けたこともあります。


しかし、
様々な裁判を担当するうちに、
段々と気が付いていったことがあります。


それは、

勝っても気持ちを切り替えられない方もいて、
逆に、
負けてもスッキリと切り替えて前に進んで行く方もいる。


人の幸せにとって一番大切なことは、裁判の勝ち負けではないのではないか?

ということでした。


考えてみれば当たり前のことなんですが、いざ渦中にいると、
勝つことだけを求めて、やみくもに泥沼の戦いに挑んでいく方も多いです。

でも、人生の貴重な時間を、もっと幸せに繋がるように使えないでしょうか?


私たちが
泥沼に陥るときの考え方は、たいていの場合、こんな感じです。

あいつの行動を変えてやろう。
あんな行動をするなんて、あいつは悪いヤツだ
あいつは良くなる見込みが無い。
あいつの考え方は間違っている。
あいつは嘘をついている。



実際、私も、
「大事なことは勝つこと」
という意識で仕事をしていたころには、私生活でも、無意識のうちに

「自分は正しいことを言っているのだから、相手に納得させたいangry
という思いから、
相手の行動を変えようとし、思い通りにならないと許せない気持ちになって、
夫婦げんかを繰り返していました。

今、これを読んでくださっている皆さんが夫婦げんかを繰り返しているか
分かりませんが、私の気持ち、分かっていただけますか??(苦笑)


でも、私が夫婦げんかをしたかったのかというと、

全然したくありませんでした
いや、むしろ嫌でしかたありませんでした。



大切な人と、しなくてもいい喧嘩をして、
ネガティブな気持ちになっている時間ほど
人生においてムダなことはない。


私自身の経験を通して断言できます。
 


ある心理学との出会いが問題解決方法を根本から変えた

2014年、私は、ある心理学と出会います。
とても簡単なことでした。


enlightened 私がコントロールできるのは私だけ
  他人のことは何一つコントロールできない。

enlightened 人には生まれながらに5つの基本的欲求があり、
  その欲求を満たすために常に最善と考える選択をしている

enlightened 私たちは、5つの基本的欲求を満たすための考え方行為を、
  いつでも自分自身で選ぶことができる。」

enlightened 感情を直接コントロールすることは難しいが、
  考え方と行為をコントロールすることによって
  間接的に感情をコントロールすることができる。

enlightened 同じ事実があっても、人によって見え方は千差万別であり、
  どの解釈も間違いではない
  ただ、効果的でない解釈があるだけ。


 この、心理学との出会いによって、
 【戦わず、相手のことを理解しながらこちらの望みを叶える】
 双方勝利の弁護戦略が誕生しました。


 これが、実は、どなたでも、ご自身で応用できます

 その詳細については、また次回以降に!

 最後まで読んでくださってありがとうございますlaugh

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