やる気を引き出す！ [白井一幸さんの少年野球教室] | 白井一幸さんのコラム

子供も大人も、
やる気に満ち溢れる状態になれば、
自ずと目標達成できるようになります。
やらされるのと自らやるのでは、
大きな違いがありますね。
ではどのようにしたら、
やる気に満ち溢れる状態になるのでしょうか？

その秘訣は、
質問力、問いかけ方にあります。
「どうなりたいのか？」
「そのために何が必要なのか？」
「何をやればそうなれるのか？」
このような問いかけは、
目標達成するための問いかけです。
確かに効果的ですが、
やらなければいけないことばかりですので、
やる気にスイッチは入りませんね。
「どうなりたいのか？」
「そうなったときどのような気持ちになるのか？」
「そうなったとき誰が喜んでくれるのか？」
「そうなったときにどのような価値があるのか？」
このような問いかけは、
目標達成したときに
得られる価値に焦点を合わせています。
価値質問と私は呼んでいますが、
価値質問に答えていくとワクワクします。
このワクワク感が、
やる気にスイッチを入れることにつながります。
やっぱりそうなりたい。
何がなんでもそうなりたい。
この気持ちになれば、
何をやろか？
どんなことをやろか？
あんなこと、
こんなことをやりたいと思うようになります。
やらされるのではなく、
自らやりたいとなります。

質問、問いかけは、
自分で考え、
自分で答えを出し、
自分で行動するようになります。

私は自分自身に対しても、
選手やクライアントに対しても、
目標達成をするための質問と、
目標達成したときの価値質問を、
効果的に使い分けています。
特にやる気にスイッチが入る
価値質問をたくさん使うようにしています。