あなたは頭痛で悩まされていませんか② [薬学博士からのアドバイス] | 薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

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薬学博士 竹内久米司さんからのアドバイス

2021.12.02

あなたは頭痛で悩まされていませんか② [薬学博士からのアドバイス]



科学的栄養学No.182

あなたは頭痛で悩まされていませんか②

◇生活習慣の見直しで慢性頭痛の予防を

 

健康な生活を送るために規則正しい生活や適度な運動などの生活習慣が大切なことはよく知られているところです。
 

実は、慢性頭痛の予防にも重要であることが分かってきました。

 

無理をせず、できるところから始めて習慣化していきましょう。

 

前回ご紹介した三大慢性頭痛とそれぞれの予防対策について紹介していきます。

 


〇片頭痛・・・生活のリズムを一定に保つよう心がけましょう。

片頭痛を引き起こす誘因は人によって様々です。

自分はどういうときにおこりやすいかを知ることが 予防の第一歩です。

生活リズムの乱れも片頭痛の誘発につながります。

理想は、毎日決まった時間に体を動かす習慣をつけることです。

たとえば、毎朝の散歩やジョギング、ラジオ体操など生活のリズムに合わせて取り入れてみてください。

定期的な運動は脳や体のリズムを整え、セロトニンなどの神経伝達物資の分泌を促す効果が期待できます。

毎日は無理という人は週末だけでもトライすることをお勧めします。

また、食事面でも1日3食、規則正しくとり、特に空腹は避けるように。 

空腹は血糖値を下げ片頭痛誘発の原因になる場合があります。

 

〇緊張型頭痛・・・活動的に動くことで予防も改善も可能。
 

硬くなりがちな筋肉をほぐす効果が期待できるストレッチや体操、ヨガなどがお勧め。

血行を改善することで頭痛の予防や痛みの改善につながります。

また、意識的依気分転換を心がけ、悪い姿勢や同じ体制で長時間仕事を続けないよう、休憩をとり軽く肩を回すなどしてコリをほぐしたり、仕事のあとは、楽しいことをしてリフレッシュを心がけましょう。



 

〇群発頭痛・・・痛みが生じる期間(群発期)のアルコールは控えるのが基本。
 

群発期の飲酒は必ず頭痛を引き起こすのでアルコールは控えることです。

群発頭痛は生活習慣だけで予防することは難しいので、まずは専門医を受診することを優先してください。

お薬で痛みを防ぐことが可能になります。

どの、慢性頭痛でも痛みを我慢するのは禁物です。

基本は早めの受診で適切な治療を受けるようにしましょう。

自己判断で市販薬で痛みを防ごうと続けると、飲み過ぎにつながったり、また、脳での痛みの感受性が過敏になり、少しの痛みに対しても反応しすくなります。

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