幸せを育む素敵な人間関係 その⑪ [柿谷先生のコラム] | 選択理論心理学・柿谷先生のコラム

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2021.02.03

幸せを育む素敵な人間関係 その⑪ [柿谷先生のコラム]

「運命は口癖で決まる」
 
 カウンセリングの仕事をしていると、幸せに生活できる環境にありながら、悩みを持っている多くの人々に接する機会があります。

そしてお話を伺っていると、周りの状況よりも、その人の心の持ち方(日頃、どんな事を考え、口に出してしゃべっているか)が、その人の人生に大きく関わっていることがわかってきました。

そのことに関して、まさに私が望んでいた情報が載っている一冊の本を紹介されました。

医学博士の佐藤富雄先生が書かれた「運命は口癖できまる」(三笠書房 知的生き方文庫)という文庫です。

先生は、心理学、生理学の観点から、「口癖」が人間の脳と人生に及ぼす研究をしてこられました。

そして本の中で先生は、「私の理論で言えば、口癖にしている言葉が人生を作り、口癖通りの人生を送っていることになります。」と述べています。

ということは夫のこと、子どものことで愚痴る主婦の方は、しゃべればしゃべるほど、その状況が続くことになります。

「お金が無い、時間が無い、余裕が無い。ストレスが溜まる一方。顔のしわが増えてきた。・・・・・・・」

などと言い続けていると、どうなるでしょう?

そうです、言っていることが現実してしまうのでう。口癖をチェックして、早く良い口癖に変える方が良さそうです。

生きていればうまくいかないこと、不運に思えることいっぱいあります。



でも、きっと自分のわからないところで、つじつまが合うようになっているのかも知れません。

もしかしたら、人間としての完成度を高めるための必要、必然、ベストな状況なのかもしれません。

今日から不平、不満を口から出さずに、喜びと感謝の言葉を口に出してみませんか?

今の状況をプラスに受け止めて感謝していると、次のもっと素晴らしいドアが開くかもしれません。

そして「望む人生」を口に出してしゃべってみましょう。

口癖にしていることが現実のものになります。五年後、十年後が楽しみですね。

 毎日探せば、私たちの周りは感動と感謝に満ち溢れています。

幸せな人間関係を築き、充実した人生を送る上で必要なのは、まず自分自身を肯定し、より良い変化を求めて第一歩を踏み出すことではないでしょうか?

「ありがとう」の言葉を日常生活で頻繁に使うだけで、変化は確実に起き始めると思います。
 

著者:柿谷 寿美江
発行:クオリティ・コミュニティをめざす会
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