同じようにプールを楽しめる社会を実現させたい
スポーツには社会を変える力がある!
理念
(日本赤十字社 水上安全法講習教本)
私たちはこれら「水」の特性に着目し、障がい者や高齢者をプールに案内し、楽しく安全に「水」に親しんでもらおうと考えました。
しかし、陸上でのボランティアはたくさんいますが「水」の中のボランティアはほとんどいません。
そこで、1999年5月22日、文部大臣認定の水泳教師、日本赤十字社の水上安全法・救急法の指導員、ライフセーバー、スキューバーダイビングのインストラクターなど「水」の専門家が集まって「プール・ボランティア」という非営利目的の団体を設立しました。障がい者も高齢者も一般の健常者と同じようにプールへ行くことができたら、どんなにすばらしいでしょう。
ところが現実には、まだまだ「水」の世界にはバリア(障壁)がいっぱいなのです。
私たちは、障がい者も高齢者も健常者と同じようにプールに行ける社会の実現を目指し、ノーマライゼーションの推進に寄与したいと考えています。
活動の特徴
障がい者専用プールでなく、一般の市民プールを利用します。
わたしたちは、障がい者も健常者と同じようにプールに行ける社会の実現を目指し、ノーマライゼーションの推進に寄与したいと考えています。
そのために、障がい者専用プールではなく、一般の市民プールで、一般の利用者のみなさんの理解を得ながら活動しています。
トラブルがあったとしても、それを乗り越えるプロセスがノーマライゼーションの第一歩だと考えています。
保護者はプールには入りません。
障がい児の親子スイミングはよくありますが、プール・ボランティアでは保護者は観覧席で見学していただいています。
「保護者や学校の教師以外の人と一緒にプールに入ることによって、子どもたちにコミュニケーション能力がついてきた」との声が多く聞かれます。
また保護者のみなさんが、しばしの時間、子どもと離れてのんびり過ごしてもらえることも利点の1つです。
完全マンツーマン体制です。
完全マンツーマン体制、もしくはそれ以上の体制でサポートしています。
水中での活動ですので安全を第一に考え、子どもたちの性格や障がい、体格にあわせてボランティアとの組み合わせを考えています。
どんな障がいでも受け入れています。
身体、知的、精神など、障がいの種類、程度を問わず、原則としてすべて受け入れています。
営利目的の業者ではありません。
プール・ボランティアは、障がい者の水泳指導を「請け負う」業者ではありません。この活動は、事務局とボランティア会員と利用会員とサポーターがお互いに協力しあって育てていく共同事業です。
わたしたちにとって、ボランティア会員も利用会員もサポーターのみなさんも、「お客様」ではありません。
「障がい者も健常者も同じようにプールを楽しめる社会の実現」のために、一緒に活動する仲間だと考えています。
INFOインフォメーション
名称 |
認定NPO法人プール・ボランティア (ニンテイエヌピーオーホウジンプールボランティア) |
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電話 | 06-4794-8299 |
FAX | 06-4794-8298 |
住所 | 〒540-0034 大阪府大阪市中央区島町2-4-3 ヴィラ島町9階 アクセス |
公式URL | https://www.pool-npo.or.jp/ |